静岡県、神奈川県と連携した夏季における揮発性有機化合物(VOC)排出削減対策を実施
発表日:2014.05.27
静岡県は、神奈川県と連携した夏季における揮発性有機化合物(VOC)排出削減対策を、平成26年6月1日から実施すると発表した。同県では、VOCが光化学オキシダントや微小粒子状物質(PM2.5)の原因物質であり、特に気温が高い夏季は揮発しやすい傾向にあることから、今回、神奈川県との共同により、6月1日から9月30日までの期間を「夏季におけるVOC排出削減対策期間」として位置付け、VOC排出削減に向けた様々な取組を行う。取組内容は、VOC取扱者に対して、保管容器のこまめなフタ閉めによる作業環境の改善や、VOC排出抑制を考慮した低VOC製品の積極的な選定等の自主的取組の呼び掛けを行う。また、大気汚染防止法第2条第5項に規定するVOC排出施設に対する立入検査を強化する。さらに、夏季におけるVOC対策のためにVOC取扱者向けに作成したリーフレットの配布を行うほか、ホームページにおいて光化学オキシダント及びPM2.5の情報を提供するという。
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