奈良県は、平成26年度家庭における自立分散型エネルギー普及促進事業の公募を開始すると発表した（受付期間：平成26年5月29日～12月19日）。同県では、家庭内における自立分散型エネルギーの普及を促進することにより、災害時の大規模停電等に対する機能を高めるため、家庭用太陽光発電設備と併せて定置用リチウムイオン蓄電池または家庭用燃料電池（エネファーム）を設置する個人を対象に、設置経費の一部を補助している。今回、平成26年度分の申請受付を開始する。補助対象者は、自らが居住する県内の住宅・太陽光発電設備付き住宅等に補助対象設備を設置する個人。補助額は1件あたり上限10万円となっている。同県では、受付件数は500件程度を予定しており、受付件数が定員に達した場合、受付期間内であっても受付を終了するという。