三重県、「三重県レッドリスト」を改訂
発表日:2014.07.02
三重県は、「三重県レッドリスト」を改訂したと発表した。同県では、平成18年3月に絶滅のおそれのある野生生物の現況を取りまとめ、生物多様性の確保に向けた基礎資料となる「三重県レッドデータブック2005」を発刊した。今回、その後の県内の野生動植物種の生息・生育状況の最新の知見を反映した「三重県レッドリスト(2014年版)」を取りまとめた。改訂前のレッドリストと比較すると、掲載種は1,483種から259種増加し、1,742種となった。また、絶滅のおそれがより高いカテゴリーに変更になった種(カモシカ等)は227種となった。同県では今後、レッドリストを基に、「三重県レッドデータブック2005」の改訂作業を進め、平成26年度末に「三重県レッドデータブック2015」を発刊する予定。また、これらを広く県民に普及し、絶滅のおそれのある野生動植物種の保全に対する理解を深めるとともに、関係機関等に配布し、各種事業計画における配慮等を促す予定という。
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