環境省は、平成27年12月4日に温泉地保護利用推進室を設置すると発表した。これは、日本の豊かな自然と温泉資源を活用した健康増進、また、飛躍的に増加している訪日観光客の温泉地への誘導等による地域活性化を目指し、温泉関連施策を総合的に推進するため、設置されたもの。温泉地に関連する既存施策の活用・拡充として、1）国民保養温泉地の支援強化、2）再エネルギー・省エネルギーに関する支援策の活用、3）温泉地における低炭素社会づくり計画策定支援の活用等、4）自然公園内における施設整備の充実、5）温泉地におけるエコツーリズム、ジオツーリズムの推進、等に取り組むという。