東京都、低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定基準を改定
発表日:2016.03.29
東京都は、低NOx・低CO2小規模燃焼機器の認定基準を改定すると発表した。都では、大気汚染及び地球温暖化の防止対策として、東京都環境確保条例では、規制対象外となるボイラー、業務用給湯器などの小規模燃焼機器について、窒素酸化物(NOx)と二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない機器の認定制度を設けている。今回は、ガスヒートポンプ(GHP)の認定基準に関して、1)GHPに係るJISが平成27年10月に改正され、GHPの効率の算定方法が変更されたことに伴い、効率の認定基準を改定、2)GHPは熱出力が大きい機種ほど高効率にできるため、熱出力の区分を見直し、熱出力の大きい機種の効率の認定基準を強化、3)熱出力の大きい機種はNOxの排出量が大きいことから、NOxの排出濃度基準を厳しくして、より優れた機種の開発を促すことを加えた。施行日は平成28年4月1日で、新しいNOxの排出濃度基準は平成30年4月1日から適用する。
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