岩手県は、「岩手県環境基本計画」を改訂したと発表した。同県では、環境の保全及び創造に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、岩手県環境の保全及び創造に関する基本条例に基づき、平成22年度に新たな岩手県環境基本計画（計画期間：平成23年度～平成32年度）を策定した。平成27年度は、計画期間の中間年に当たるため、環境の保全等を取り巻く情勢の変化等を踏まえ、基本計画を改訂した。基本目標は、「みんなの力で次代へ引き継ぐいわての『ゆたかさ』」とし、7つある施策領域を1）いわての未来を築き上げる施策：低炭素社会の構築、循環型社会の形成、2）いわての今を守り続ける施策：安全で安心できる環境の確保、3）いわての魅力を引き出す施策：快適でうるおいのある環境の創造、4）すべての施策の推進機軸：環境を守り育てる人材の育成と協働活動の推進、環境を守り育てる産業の振興の4つのグループに分類しつつ、諸施策を推進するという。