環境省、全国5つの国立公園に「国立公園管理事務所」を設置
発表日:2017.03.31
環境省は、全国5つの国立公園に「国立公園管理事務所」を、平成29年4月1日に設置すると発表した。同省では、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化を図ることを目標として、「国立公園満喫プロジェクト」を2020年までに計画的、集中的に実施している。今回設置される国立公園管理事務所は、現地の対応を強化するため、同プロジェクトを実施する8公園のうち、プロジェクトの進捗状況や内容から総合的に判断した5つの国立公園について、既存の自然環境事務所及び自然保護官事務所を再編し、体制を強化するもの。1)阿寒国立公園、2)十和田八幡平国立公園、3)日光国立公園、4)大仙隠岐国立公園、5)阿蘇くじゅう国立公園。各国立公園管理事務所には、5月より国立公園調整官(所長)を順次配置するとともに、国立公園保護管理企画官、国立公園利用企画官、外客受入施設専門官、国立公園管理官を置くという。
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