環境省など、清水港におけるヒアリ確認情報を公表
発表日:2017.08.28
環境省と国土交通省は、静岡県静岡市の清水港で、特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたことを公表した。両省では、平成29年8月から中国、台湾等からの定期コンテナ航路を有する68港湾におけるヒアリ調査を実施している。今回、清水港で実施している調査において、清水港新興津コンテナターミナル内に設置していたトラップ及びその周辺で、平成29年8月21日にヒアリと疑われるアリを発見し、同月27日に専門家によりヒアリ(101個体)、アカカミアリ(14個体)であることが確認された。確認した個体は全て殺虫処理するとともに、確認した地点の周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置、加えて静岡県が専門家の指導を得て殺虫剤を用いた駆除を実施している。環境省では今後、発見地点周辺において静岡県等と協力し、ヒアリ確認地点の周辺2km程度の調査を実施する予定という。なお、今回の確認事例は8月28日現在でヒアリが11都府県・15事例目で、アカカミアリが静岡県内3例目となる。
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