宮城県、東日本大震災の被災地におけるアスベスト大気環境モニタリング調査の結果を公表
発表日:2018.02.20
宮城県は、東日本大震災の被災地におけるアスベスト大気環境モニタリング調査(平成29年度第4回)の結果を公表した。同県では、東日本大震災による被災建築物の解体作業等の実施などが今後も見込まれる地域において、大気環境中アスベストモニタリング調査を継続して実施している。今回は、平成30年2月1日から9日にかけて石巻市及び気仙沼市の6地点において調査したところ、無機総繊維数濃度として1リットル当たり0.056本未満から0.056本の範囲内で、通常の大気環境と同様の値であった。同県では、被災した建築物の解体作業等の実施などが見込まれる地域において、平成30年度も引き続き四半期ごとに大気環境中のアスベストモニタリング調査を実施する予定で、今後も結果を公表していくという。
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