環境省など、水素製造・利用実証施設(大成建設・室蘭市など)の稼働状況を紹介
発表日:2019.01.30
環境省は、平成30年度「地域連携・低炭素水素技術実証事業」の採択案件、「建物及び街区における水素利用普及を目指した低圧水素配送システム実証事業(2018~2019年度)」における実証施設の稼働状況を紹介した。同事業は、大成建設(株)・室蘭市・九州大学および1大学・3企業が共同で、室蘭市周辺で水素サプライチェーン(製造・貯蔵・運搬・移送・利用)の構築に向けて取り組んでいるもの。2019年1月30日、室蘭市が所有する祝津風力発電所で発電した電気から水電解装置を用いて水素を製造するプロセスの実証施設が関係者などに公開された。当該施設の運用により、地域におけるCO2排出量の削減を図るとともに、今後の取組(貯蔵等における水素吸蔵合金の活用)を通じて、水素の地産地消を実現する新たなモデルの確立を目指すという。
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