千葉県、平成30年度大気中のアスベスト濃度測定結果を公表
発表日:2019.08.09
千葉県は、平成30年度の大気中のアスベスト濃度測定結果を公表した。同県では、アスベストの発がん性による健康被害が社会的に問題になっていることから、一般大気中のアスベスト濃度を把握するために、千葉市、船橋市、市川市、柏市、市原市及び浦安市の6市とともに、平成18年度から測定を行っている。平成30年度は、44地点で測定を行った結果、 一般大気環境に係るアスベストの環境基準は定められていないが、環境省がとりまとめた全国の地方公共団体の調査結果と比較して、特に高い濃度は見られなかった。また、同県では、アスベストの飛散を防止するため、「建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル」による解体事業者等への指導を実施しているほか、大気汚染防止法に基づき「特定粉じん排出等作業」について作業基準が守られているか、立入検査を実施しているという。
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