国土交通省と経済産業省は、第6回「空の移動革命に向けた官民協議会」の開催結果を公表した。同協議会は、日本における「空飛ぶクルマ」の実現に向けて官民の関係者が一堂に会し、意見交換を行うために設置されたもので、第4回会合において「空の移動革命に向けたロードマップ」を取りまとめ、第5回会合ではロードマップを踏まえた事業者によるビジネスモデルの提示を行っている。今回、令和2年6月24日にWEB会議にて開催された。第6回会合では、事業者のビジネスモデルを踏まえ、飛行安定性の確保等に向けた技術開発や機体の安全性基準や技能証明基準等の環境整備に関する課題を整理し、取りまとめた。今後は、整理した短期／中長期の論点について、実務者級の議論の場を新たに設置し、具体的な検討を進めるとともに、必要な環境整備や研究開発等に繋げていく予定という。