環境省、東京港大井ふ頭におけるヒアリ確認結果を公表
発表日:2020.07.14
環境省は、東京港大井ふ頭において実施してきた特定外来生物ヒアリの調査結果を公表した。令和2年7月10日に、同省が実施する全国港湾調査の同ふ頭での調査において、調査事業者がコンテナヤードの舗装面にヒアリと疑わしいアリ及び土中への出入りを確認されたため、専門家に同定を依頼し、調査事業者が確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置した。7月13日に、環境省関東地方環境事務所が現地調査を行うとともに、粘着トラップを設置している。同日、専門家が当該アリについてヒアリであることを確認した。今回確認されたアリは、ヒアリの働きアリ1,500個体程度。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和2年7月14日現在で16都道府県、計54事例である。同省は、引き続き、発見場所において目視及びトラップの設置による調査を東京都と協力して実施するとともに、周辺の確認調査を実施する予定という。
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