農水省と環境省、千葉県で家きんから高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出(家きん国内39例目)
発表日:2021.01.24
農林水産省と環境省は、千葉県の家きんから、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した(国内39例目)。令和3年1月24日に千葉県匝瑳市のあひる農場において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認された。千葉県では、1月23日、当該農場について、国内37例目を受けて発生状況確認検査を実施していたところ、ウイルス分離検査で陽性となったため、簡易検査を実施した結果、陽性が判明した。一方、環境省では、発生農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、引き続き、全国での野鳥の監視を強化した。今回、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認された。農林水産省は、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫措置について速やかに確認するという。1月25日、検査の結果、NA亜型が判明し、H5N8亜型であることが確認された。
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