カルビー(株)は、バイオマスPET包材・バイオマスインキを適用した包材（以下「環境配慮包材」）とする商品や、FSC認証紙を用いた出荷用段ボール等の使用を拡張すると発表した。同社は、スタンドパウチ（スタンディングパウチとも言う）包装のスナック菓子の一部において、2020年12月から環境配慮包材の導入を開始している。2021年2月より、スタンドパウチ包装以外の「軟包装商品」において、印刷用インキの基本原色5色（墨・赤・青・黄・白）を順次バイオマスインキに切り替える。また、同年3月末以降は、パッケージ裏面における「バイオマスマーク10（認定機関：日本有機資源協会）」の表示（「墨」以外の塗色あり）、FSC認証紙を用いた出荷用段ボールへの切り替え、段ボール表面の認証マーク印刷、外箱のある商品におけるFSC認証紙の使用拡大などを順次実施する。2020年9月に公表した同社の「プラスチック資源循環の推進目標」に基づく取組であるという。