浜松市、公共建築物等に地域ブランド「天竜材」の利用を促進
発表日:2021.03.30
浜松市は、公共建築物等に「天竜材」の利用を促進するため、第4期となる「浜松市公共部門における地域材利用促進に関する基本方針」を策定した。「天竜材」は、市内のFSC認証林から生産され、サプライチェーン全体を通じ製品がFSC認証原料であることを適正管理できる事業者(FSC-COC認証取得事業者)により、市内で製材・加工された木材のこと。平成22年に「公共建築物等における木材利用の促進に関する法律」が施行されたのを受けて、同市においても公共建造物等に木材利用を推進するため、平成23年度に第1期の方針が定めていた。第4期基本方針には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連施設への天竜材の納材が実現したこと、同市が「SDGs未来都市」に選定されたこと等を踏まえ、SDGs及び浜松市域「RE100」の実現のためにも積極的な天竜材の利用が必要であることが記され、森林環境譲与税の有効活用や、公共建築物等に使用する木材のうちスギ・ヒノキについては「地域産のFSC認証材を100%使用する」こと等が示されているという。
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