滋賀県、CO₂ネットゼロでシンポジウムを開催
発表日:2021.07.09
滋賀県は、会場やオンライン配信にかかる電力使用に伴うCO₂排出量等をカーボンオフセットして「びわ湖の日」40周年記念シンポジウムを開催する(開催日:令和3年7月11日、於:琵琶湖博物館ホール)。同県では、令和2年1月に「しがCO₂ネットゼロムーブメント」を宣言し、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするため、県民・事業者等多様な主体と連携した取組を行っている。ムーブメントの一環として、適正に管理された県内の森林によって生み出されるCO₂の吸収量を、滋賀県発の「びわ湖・カーボンクレジット」(金勝生産森林組合保有分)として活用を積極的に促進することで、更なる県内の森林やびわ湖の保全、CO₂排出量削減につなげている。同シンポジウムは、「びわ湖・カーボンクレジット」を活用することで、排出されるCO₂をカーボンオフセットし、同県が主催する初めての「CO₂ネットゼロ」イベント。同シンポジウムでは、1)会場使用にかかる電力使用、2)講演者・スタッフ・来場者の移動、3)オンライン配信にかかる電力使用に伴うCO₂排出量等をカーボンオフセットするとしており、オフセットするCO₂排出量は1t-CO₂(約134世帯が1日で排出するCO₂)を見込んでいる。同県では、「びわ湖・カーボンクレジット」の活用を積極的に促進するとしている。
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