和歌山県、令和3年度光化学オキシダント特別監視の結果を発表
発表日:2021.10.11
和歌山県は、令和3年度の光化学オキシダント(スモッグ)特別監視の結果を発表した。光化学オキシダントは、工場や車から出る排ガスが太陽光によって反応してできるオゾンやアルデヒドなどの汚染物質の総称。同県では、光化学オキシダントによる被害を未然に防止するため、例年、光化学オキシダントが発生しやすい夏場に、「光化学オキシダント」特別監視を実施している。令和3年度は、特別監視期間を5月6日から10月1日に設定し、県内13測定局で実施した。特別監視期間の監視結果は、6月9日にA地域(和歌山市)において、オキシダント濃度の1時間値が、同一地域内の1以上の測定局で0.10ppm以上となり、かつ気象条件等から判断して当該地域の大気の汚染状態が継続すると認められるときに発令される「予報」の発令が一回あった。また、化学オキシダントによる健康被害の届出はなかったという。
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