環境省、令和3年度建設リサイクル法に係る全国一斉パトロール等の結果を発表
発表日:2021.10.11
環境省は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」に係る全国一斉パトロールの結果を公表した。同省は、建設現場における建設リサイクル法等の遵守を徹底のため、現場パトロールを実施しており、今年度も6月から7月に、都道府県及び政令市等の建設リサイクル法担当部局、環境部局及び労働基準監督署の職員が建設工事現場に立入り、状況確認・指導等を実施した。なお、例年10月から11月にも同様に実施しているが、新型コロナウイルス感染症の流行の状況を考慮し中止された。確認事項としては、建設リサイクル法の遵守状況の確認及び周知徹底(建設リサイクル法担当部局)、廃棄物処理法、大気汚染防止法及びフロン排出抑制法の遵守状況の確認及び周知徹底(環境部局)、労働安全衛生法、石綿障害予防規則の遵守状況の確認及び周知徹底等(労働基準監督署)となっている。また環境部局が実施した行政指導件数は、建設リサイクル法(立入件数1,882件、行政指導件数21件)、大気汚染防止法(立入件数1,856件、行政指導件数595件)、フロン排出抑制法(立入件数1,462件、行政指導件数142件)となっている。同省は、引き続き関係省庁、各都道府県及び政令市等と連携しながら、建設工事現場における建設リサイクル法の推進及び環境法令の周知徹底に取り組んでいくという。
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