環境省、JRE鏡野風力発電事業「計画段階環境配慮書」に対する大臣意見を提出
発表日:2022.03.03
環境省は、「(仮称)JRE鏡野風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。同事業は、ジャパン・リニューアブル・エナジー(株)(設立:2012年、資本金等:400億円、主要株主:ENEOS(株)、三井住友信託銀行(株))が岡山県鏡野町(苫田郡,とまたぐん)において、最大で出力92,400kWの風力発電所を設置する事業。計画段階環境配慮書は、配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書のこと。環境大臣意見では、1)騒音及び風車の影による生活環境への影響、2)風力発電設備への衝突事故や移動の阻害等による鳥類への影響、3)既存道路を活用すること等により、自然度の高い植生等の改変による植物及び生態系への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
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