長野県、令和3年度水質・大気及び化学物質の測定結果を発表
発表日:2022.06.29
長野県は、令和3年度の水質、大気及び化学物質の測定結果を公表した。同県では、水質汚濁防止法等関係法令に基づき、令和3年度に長野県内で実施した常時監視等の測定結果を取りまとめた。水質のうち河川では、昭和46年以降初めて全ての測定地点で環境基準を達成した。また大気及び化学物質は良好な状態を維持している。令和3年度の測定結果は以下のとおり。1)公共用水域の測定では、生活環境項目の河川におけるBODの環境基準達成率は100%(前年度98.6%)で、湖沼におけるCODは40.0%(前年度40.0%)となった。また、地下水の概況調査では、55井戸中53井戸で環境基準を達成した。 2)大気測定では、二酸化硫黄等4物質は14測定局全てで環境基準を達成した。光化学オキシダントは、16測定局全てで環境基準を超過したものの、注意報の発令には至らなかった。また、酸性雨の県内4地点の平均値はpH5.37(前年度pH5.39)で、酸性化は進んでいない。3)ダイオキシン類測定では、大気、土壌、河川・湖沼、地下水、底質の系14地点全てで環境基準を達成した。4)有害大気汚染物質測定では、全測定局(6局)で環境基準・指針値を達成した。
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