横浜市は、同市SDGs認証制度「Y-SDGs」第7回認証事業者79者を決定した。この制度は、事業者が認証制度を活用しSDGsに取り組むことで、持続可能な経営・運営への転換、新たな顧客や取引先の拡大、さらには、投資家や金融機関がESG投資等の投融資判断への活用につなげることを目指すための制度。最上位（Supreme，スプリーム）、上位（Superior）、標準（Standard）の3ランクで認証を行っている。今回、ホテルで初となる最上位「Supreme」の認証を横浜ロイヤルパークホテル（運営：株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ）が取得した。同ホテルでは、消費期限が近いなどの理由で本来は破棄されるパンをクラブラウンジの朝食時に無償提供したり、ロスフラワーの販売、100%リサイクルの再生ペットボトルを使用したミネラルウォーター、再生可能エネルギー由来電力の導入など環境に配慮した取組を行っている。同市は、この制度を展開させ、SDGs普及に期待を寄せている。