環境省は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（バッテリー交換式EVとバッテリーステーション活用による地域貢献型脱炭素物流等構築事業）の追加公募を開始した。同事業は、物流・配送等に係る車両を電動車両とすると同時にバッテリー交換式とし、物流・配送拠点等を災害時にも稼働しうるエネルギーステーション化を支援するもの。脱炭素物流モデル構築と配送拠点等の防災拠点化の同時実現を図り、エネルギー起源二酸化炭素の排出抑制と、当該交換式バッテリーは平時において自然変動電源である再生可能エネルギーの受け皿としての役割が期待している。バッテリー交換式EVを活用したセクターカップリング型ビジネスモデルの検討を補助する「マスタープラン策定事業」については、公募期間を令和4年9月8日から9月30日とし、車両や交換式バッテリー・充電装置等の導入を補助する「モデル構築支援事業」については、公募期間を令和4年9月8日から12月9日としている。公募の詳細は、執行団体である、(公財)北海道環境財団のホームページで確認できる。同省は、こうしたストレージインフラを社会に浸透させていくという。