インフラツーリズム魅力倍増プロジェクト・シンポジウム(国交省)
発表日:2023.01.10
国土交通省は、インフラツーリズム魅力倍増プロジェクト・シンポジウムの開催概要を発表した(開催日:令和5年1月21日、於:エンルムマリーナ室蘭〔一般聴講はオンラインのみ〕)。今年度は「北日本最大の吊り橋・絶景の白鳥大橋の観光資源化」をテーマに開催する。コロナ禍で抑制されていた強い潜在需要と旅行先での制限緩和等により、国際観光は堅調に回復しているとのこと。北海道開発局は、北海道の強みである食と観光を戦略的産業として位置付け、食と観光を担う「生産空間」を支え、世界水準の価値創造空間の形成を目指すとした「北海道総合開発計画」推進のため、「インフラツーリズム」に積極的に取り組んでいる。令和2年に「インフラツーリズム魅力倍増プロジェクト」のモデル地区選定の「白鳥大橋」は、360度の絶景を堪能できる主塔登頂を開放する大胆な施策を開始している。これは、令和2年オープンの「民族共生象徴空間(ウポポイ)」、令和3年にユネスコ世界文化遺産登録の「北海道・北東北の縄文遺跡群」、国内有数の名湯である登別・洞爺の温泉群等を有する西胆振地域における周遊価値の拡大とあわせ、地域経済の活性化に貢献すると考えられる。今回のシンポジウムは、北海道観光がチャレンジする「地域が稼ぐ観光」と「地域連携による広域観光」の実現に向け、観光振興の有識者を招き、今後の観光政策と北海道の各自治体に求められる観光まちづくりの具体的な展開を考える内容となっている。
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