環境省は、令和3年度土壌汚染対策法の施行状況等に関する調査結果を公表した（調査期間：令和3年4月1日～令和4年3月31日）。同省では、毎年度、都道府県及び政令市を対象に、土壌汚染対策法の施行状況（都道府県・政令市が把握している土壌汚染の調査・対策事例等）について調査を行っている。今回、全国の47都道府県及び111政令市を対象に実施した結果、令和3年度に法に基づく土壌汚染状況調査結果が報告されたのは1,415件（前年度1,342件）、土壌の汚染状態が指定基準を超過し、要措置区域に指定された件数は74件（前年度60件）、形質変更時要届出区域に指定された件数は456件（前年度448件）となり、前年度より増加という結果となった。