脱炭素化支援機構、複数の需要家向け太陽光発電事業へ出資
発表日:2023.08.07
(株)脱炭素化支援機構(JICN)は、(株)クリーンエナジーコネクト(本社:東京都千代田区、設立:2020年4月、資本金:35.4億円)が出資するオフサイトコーポレートPPA方式の複数需要家向け低圧太陽光発電事業に対する支援決定と融資を実行した。オフサイトコーポレートPPAは、再エネ電源等を所有する事業者と電力の需要家との間で、事前に合意した価格および期間における再エネ電力等の実質的な売買契約を締結し、需要地ではないオフサイトに導入された再エネ電源等で発電された再エネ電力等を、当該電力の需要家へ供給する契約方式。クリーンエナジーコネクト社は、最適なグリーン電力の導入計画の立案から実行支援、そして導入後の効果検証および目標達成までのグリーン電力ソリューションを扱う。これまでに、第一生命、清水建設、NTTアノードエナジー等の企業とNon-FIT低圧太陽光発電所によるグリーン電力と環境価値の提供についてオフサイトコーポレートPPAサービスなどの長期契約を締結してきた。今回、クリーンエナジーコネクト社は、JICNからの融資を受け、全国各地の耕作放棄地等を対象として、事業用地を自社にて購入又は賃借したうえで低圧太陽光発電所を開発し、開発した発電所から発電される電力を、オフサイトコーポレートPPAに基づき、複数の需要家に提供する事業を展開する(事業主体は合同会社CN太陽光2号)。JICNは、豊かで持続可能な未来を創ることを目指し、カーボンニュートラルに挑戦する多種多様な事業に対して、引き続き、幅広いステークホルダーと連携しながら、支援を行っていくという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS