Web3の概念を導入!NTTドコモの生物多様性保全ゲーム「もりまもり」
発表日:2024.04.16
NTTドコモは、自社の森林地を活用し、生物多様性保全を学びながら遊べるWeb3ゲーム「もりまもり」の提供を開始する。同社は、1999年より「全国49か所に所有する森林(通称:ドコモの森)」において社員を中心とする森林保全活動を実施している。近年では生物多様性の観点から活動を深めるために、新たなコンセプト(守る森・学ぶ森・遊ぶ森)を打ち出し、顧客も参加できる取り組みも進めている。「もりまもり」は、“バーチャル空間で再現されたドコモの森”を舞台に、生物多様性保全に携わる専門家の監修を受けた行動を通じて、希少生物が生息しやすい環境を整備するゲーム。希少生物の生息地として認定されている一部の森林地を活用し、ゲームを通じて実際の環境保全活動を体験することで、参加者の関心を喚起し、理解を深めることが狙いだ。Web3の概念を取り入れ、ゲームを通じてNFT(非代替可能トークン)を獲得できる仕組みとなっている。プレイヤーは、実際の環境整備に必要な活動をゲーム上で実施し、レベルアップやNFT獲得といったインセンティブを通じて、生物多様性保全への貢献を体験することができる。期間限定のゲーム(2024年4月16日~9月30日)となっているが、NFTの数に応じた“リアルなドコモの森への植林”は2024年度末まで行われる(目標:5,000本)。Web3の概念を活用した試みは、従来のインターネットの枠組みを超えた新しいアプローチとして注目されている。ブロックチェーン技術を活用したデータ管理や分散型のプラットフォームは、ユーザーによるデータの管理・運用を可能にし、今後のインターネットの進化に大きな影響を与える可能性がある。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS