都内中小企業の海外進出を後押し ― E-world 2025への東京パビリオン設置
発表日:2024.06.03
東京都は2025年2月11日から13日にドイツ・エッセンで開催されるエネルギー関連産業国際見本市「E-world energy & water 2025」に出展する企業を募集している。この展示会に「東京パビリオン」を設置、都として一体的なPRを行う。展示会の主催はE-world energy & water GmbHであり、エッセン市の「メッセ・エッセン」で開催される。対象となる分野はエネルギーと水のソリューションやエネルギー生産、輸送、貯蔵、エネルギー取引、グリーンテクノロジーなど多岐にわたる。2024年の実績では、出展社数は923社、来場者数は約3万人であった。募集企業数は10社程度で、東京都内に本店または支店を有する中小企業で、自社開発の製品や技術を持つ、環境とエネルギー産業への参入や海外展開に強い意欲と具体的な事業計画を有していることなどを応募条件とする。出展企業には負担軽減のため、都が小間料や商談通訳の配置、PRツールの作成など基本的な費用を負担する。また、海外ビジネスに必要なスキル習得のプログラムや製品輸出に必要な法規制の相談、商談のセッティングを支援する。さらに、現地政府機関や企業との交流の場を設け、ネットワーク構築を支援する。募集期間は2024年6月3日から8月30日まで。東京都は中小企業の海外進出を積極的に支援し、都市の課題を解決する成長産業分野の一つである環境・エネルギー産業の発展を目指す。
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