みんな電力×自由の森学園、高校生向け再エネ教育モデルを展開
発表日:2025.06.10
UPDATERは、自由の森学園中学校・高等学校(所在地:埼玉県飯能市)と連携し、高校生が再生可能エネルギー(以下、再エネ)について「学び・選び・体験する」新たな教育プログラムを2025年5月24日より開始した。同社(旧社名:みんな電力)は、「みんな電力」事業を中核に据え、再エネのトレーサビリティを実現するプラットフォームを展開している。
本プログラムは、自由の森学園の選択講座「環境学」を受講する高校生約40名を対象に、電力の供給元を自ら選び、実際に発電所を訪問するという三段階の学習プロセスを通じて、エネルギーと社会の関係性を体感的に理解することを目的としている。──第一段階では、再エネの基礎知識、日本の電力供給構造、再エネの種類と課題について学習し、「顔の見える電力」を提供するみんな電力の発電所を見学。第二段階では、関東近郊の3つの発電所(福島県の営農型太陽光発電所、山梨県の水力発電所、栃木県のバイオマス発電所)から、学校で使用する電力を生徒自身が選ぶ「発電所総選挙」を実施。第三段階では、選ばれた発電所を訪問し、発電の仕組みや地域との関わりを学ぶとともに、現場で働く人々との交流を通じて、エネルギーの「生産者と消費者の関係性」を実感する。
みんな電力は、全国44都道府県の再エネ発電所から電力を調達し、発電者の顔や想いをWEB上で可視化することで、電力選択に新たな価値を提供している。また、利用者が選んだ発電所に毎月100円を応援金として届ける仕組みを導入し、地域とのつながりを促進している。
UPDATERは、今回の取り組みを一過性のものとせず、今後も自由の森学園との連携を継続し、環境教育の深化と再エネの普及に貢献していく方針だ。
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