富士ゼロックス（株）は、同社のA4対応カラーレーザープリンターが、経済産業省主催の第18回省エネ大賞で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したと発表した。受賞製品は、高い省エネ性能とコンパクト設計が高く評価されたもので、独自の「超小型フリーベルトニップフューザー」の搭載により熱効率を改善し、電源投入時のウォームアップ・タイムが25秒以下という高速起動を可能にした。また、スリープモード時にエンジン駆動系回路の電力消費を抑制できるデバイスにより、消費電力を5W以下に抑えたほか、「国際エネルギースタープログラム」の適合基準であるTEC値（1週間の標準消費電力量）は1.2kWhを実現した。これらの省エネ設計により、オフィスにおけるCO2排出量は、同社の旧モデルとの比較で約50%削減になるという。同社商品は今回で9年連続受賞となる。