環境省、平成21年度ダイオキシン類に係る環境調査結果を公表
発表日:2010.12.17
環境省は、平成21年度ダイオキシン類に係る環境調査結果を公表した。これは、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき平成21年度に国及び地方公共団体が実施した、全国の大気、水質、水底の底質及び土壌のダイオキシン類環境調査結果を取りまとめたもの。調査の結果、大気では、全ての地点で環境基準を達成していたが、公共用水域水質・底質では、それぞれの環境基準を超過した地点が見られた。また、地下水質及び土壌については、環境の一般的状況を調査した結果では、環境基準を超過した地点はなかった。なお、大気、公共用水域水質・底質について継続調査を実施している地点のダイオキシン類濃度の平均値は水質、底質については、おおむね平成20年度と同程度であり、大気については、平成20年度と比べ若干の低下がみられたという。同省は、今後も引き続き、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、ダイオキシン類の環境中への排出の低減、環境調査の適切な実施等に努めるという。
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