広島県は、平成22年度のダイオキシン類環境汚染状況調査の結果を公表した。広島県では、県内のダイオキシン類による環境汚染の状況を把握するため、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、大気、水質、底質及び土壌の環境調査を実施している。今回、平成22年度に広島県、広島市、呉市、福山市が実施した結果、大気、水質、底質及び土壌中のダイオキシン類の全てが、全調査地点で環境基準に適合していた。調査地点は、大気25地点、水質34地点（内訳：河川水・海水29地点、地下水5地点）、底質23地点、土壌16地点である。