佐賀県、平成22年度大気環境調査結果を公表
発表日:2011.07.29
佐賀県は、平成22年度の大気環境調査の結果を公表した。佐賀県では、大気汚染防止法の規定に基づき、大気環境の常時監視及び有害大気汚染物質の調査を毎年実施している。平成22年度の調査結果は以下のとおり。1)大気環境の常時監視では、県内17ヵ所に設置した監視局で常時24時間監視を実施。浮遊粒子状物質(SPM)、光化学オキシダントで環境基準を超過した日が出現したが、年間を通じると、県内の大気環境は良好な状態に保たれている。2)有害大気汚染物質調査では、長期間にわたる曝露により健康影響が懸念される有害大気汚染物質のうち、有害性や大気環境濃度からみて健康リスクが高いと考えられる優先取組物質20物質について、県内の2地点で年12回の調査を実施している。環境基準が定められているベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタンについては、全ての地点で基準を下回った。また、指針値が設定されているアクリロニトリル、塩化ビニルモノマー等の8物質についても、すべて指針値を下回った。
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