日産自動車（株）は、ハイブリッドシステム搭載のミニバンを、平成24年8月1日より発売すると発表した。今回、同車に採用したS-HYBRID（スマートシンプルハイブリッド）は、従来から搭載しているECOモーターのエネルギー回生発電量と出力を高めて補助原動機化し、蓄電容量を高めるためのサブバッテリーをエンジンルームに追加することで実現したシンプルでコンパクトなシステム。同システムのすべてをエンジンルームに収めることで、室内空間やシートアレンジを犠牲にすることなく、JC08モード燃費15.2km/L（2WD）の低燃費を実現した。これにより、同車は、自動車取得税と自動車重量税がクラスで唯一免税となっている。同社では、究極のエコカー「ゼロ・エミッション」とエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」を二本柱として、CO2排出量の削減に取り組んでいくという。