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 ドイツ、生産プロセスの資源効率向上を目指す技術革新プロジェクトに2000万ユーロを投資

発表日:2013.04.08


  ドイツ連邦環境省は、「生産プロセスにおける資源効率化」を目指す新規プロジェクトに対し、環境革新プログラムから2000万ユーロまで投資することを発表した。技術革新により生産プロセスを最適化し、資源を節約することを目的とするもので、連邦環境庁が専門分野を、KfW(復興金融公庫銀行グループ)が資金面での支援を行う。ドイツの製造業では資源にかかるコストが非常に高く、2009年では原料、燃料などにかかった費用は平均で総生産費の4割を占めた。技術革新により、資源にかかる費用の約20%が削減できるという。費用だけではなく、資源の採取、加工、使用、処理にわたるまで全てが環境に悪影響を及ぼすことから、新たなプロジェクトにより、資源利用の効率化を通じて、費用も環境の改善も期待されている。助成対象となる重点事項は、生産工程の資源利用効率化、資源多消費工程の変更、二次資源としての残・廃資源の投入等が予定されている。プロジェクトへの応募は2013年9月30日まで受け付ける。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 環境総合
キーワード ドイツ連邦環境庁 | 効率化 | ドイツ連邦環境省 | BMU | 生産 | 資源 | 最適化
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