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 ドイツ連邦環境省・環境庁、2016年エコデザイン賞の受賞者を発表

  ドイツ連邦環境省（BMUB）と連邦環境庁（UBA）は、2016年エコデザイン賞受賞作として、350以上の応募の中から、環境配慮型でかつデザイン性にすぐれた8作品を選び発表した。「製品」部門では、自動車内外の温度上昇を防ぐ車体コーティング、ほぼゼロエミッションを達成した木材チップを使用した暖房、「コンセプト」部門では、軽量化によりCO2排出を削減する飛行機のバイオニック隔壁、「若手」部門では、空気や光、音や熱を通すことでエネルギー消費を抑える建物の外壁、海洋生物を混獲せずに海からプラスチック粒子を除去する装置等が選ばれた。BMUB大臣は、「環境に配慮した製品やサービスが日常的に選択されるためには魅力的なものでなければならない。そのためにこのエコデザイン賞が果たす役割は大きい」と述べている。BMUBとUBAは、2012年からエコデザイン賞表彰を行い、毎年インターナショナル・デザイン・センター・ベルリン（IDZ）と提携して審査、表彰している。企業は分野や規模に関わりなく応募できる。