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 ドイツ連邦環境庁、ドイツ国内の資源消費状況について報告し資源効率と付加価値税の連携などを提言

発表日:2016.11.11


  ドイツ連邦環境庁(UBA)は、ドイツにおける資源の使用状況についての新たな報告書で、ドイツの1人当たりの資源消費量は年間16トン以上(1日当たりでは44キログラム)に上り、そのうち70%は輸入され、うち80%は再生可能でないこと等を示した。これは国際的にも欧州全体においても非常に高い水準にあり、クラウツベルガーUBA長官はドイツの消費が他国の環境に大きな負担を与えていると指摘している。報告書では、この状況を改善するための提言もまとめられており、1)環境評価を行い資源効率の高い製品は付加価値税を引き下げる(7%)税制の導入、2)価値連鎖全体に沿った、拘束力を持つ環境・社会基準の導入、3)リサイクルコンクリートの利用など、一次資源の使用を減らした建築資材の低価格化、4)二次資源の最低割合率を設けるなど、製品別リサイクル率の導入、5)製品の資源効率と使用可能期間を表示するなど情報基準の導入、等が挙げられている。

情報源 ドイツ連邦環境庁(UBA) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境庁(UBA)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード リサイクル | ドイツ連邦環境庁 | UBA | 資源効率 | 資源 | 消費量 | 税制 | 建築資材
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