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 アメリカ海洋大気庁、五大湖地域の環境データをマップ化するオンラインツールを公開

発表日:2013.09.09


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、五大湖地域の環境データをマップ化するオンラインツール「五大湖環境対策管理アプリ(五大湖ERMA)」を公開した。これは、五大湖流域の汚染物質をはじめ、自然資源、生物の生息地、天候、水位、水流などに関する有効かつ包括的な環境データを、五大湖の有害物質除去と海岸・河口の環境回復に取り組む政策決定者や資源管理者に提供するもので、NOAAが環境保護庁、沿岸警備隊、ニューハンプシャー大学とともに「五大湖回復計画」の一環として開発した。NOAAの既存の汚染物質データに、生態学、レクリエーション、文化、商業などに関する情報を組み合わせることによって、環境状態を経時的に場所ごとに比較することができ、五大湖の沈殿物の除去や回復の進捗状況を示すのにも役立つという。また、さまざまな情報源からの情報を一つの画面に統合し、瞬時に状況を把握することが可能になるため、石油や化学物質の流出など汚染事故に対する緊急対応の強化にもつながるとしている。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード NOAA | 汚染物質 | アメリカ海洋大気庁 | マップ | オンライン | 生息地 | 五大湖 | ツール | 環境データ
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