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 フランス、「2020年に向けた責任ある建物」研究プロジェクトを募集

発表日:2013.10.03


  フランスの環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、建築分野における技術的、組織的な技術革新を支援し加速させるため、「2020年に向けた責任ある建物」研究プロジェクトの募集を開始した。応募対象となるのは住宅用建物及び第三次産業用建物で、戸建てタイプでも集合建物でもよい。特に期待されているのは既存都市空間の改造・再開発に関する応募であるが、消費量よりも多くのエネルギーを生み出すポジティブ・エネルギー・ビルなどの先駆的な新規建物も対象になる。ADEMEは、経済的に将来性があり、環境保全の考え方にかなうプロジェクトで、テーマとして、1)改造・再開発向けの工業化されたソリューションパッケージ、2)エネルギー消費と環境影響の測定、3)エネルギーの消費と貯蔵・共用、4)利用者の快適性、5)改造・再開発の大衆化のための社会経済的研究、のいずれか(複数可)を掲げる研究や方法、新たな技術的または組織的なソリューションを目指す取組を期待するとしている。募集期間は、2013年9月30日から2014年1月14日までである。

情報源 フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)
分野 環境総合
キーワード 建築物 | 環境保全 | フランス環境・エネルギー管理庁 | ADEME | 建物 | 環境影響 | エネルギー消費 | 都市空間
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