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 フランス、プラグインハイブリッド実証実験終了、燃料消費46%削減可能と発表

発表日:2013.04.11


  フランスの環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、ストラスブール市、トヨタ自動車、フランス電力公社(EDF)が3年にわたり共同で実施してきたプラグインハイブリッド(PHV)の実証実験が2013年4月11日終了したと発表した。この実証実験はADEMEの後援で2010年4月に開始したもので、総走行距離は400万km以上に及んだ。その結果、平均すると1日1.1回の充電で同サイズのガソリン車に比べて燃料消費が46%削減できること、充電回数が増えるほど燃料が削減でき、1日平均1.6回の充電では70%近い燃料の削減も可能であること、これは利用者の燃料代にして年間1400ユーロの節約に当たること、充電場所は60%が職場、37%が自宅であったが、道路端の充電スタンドも利用者にとっては補助的なものとして重要であったこと、計画的に充電をすれば、CO2排出量を10~15%削減することも可能であること、充電にかかる費用は平均約30サンチームであること等があった。

情報源 フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース トヨタ自動車(株) ニュース
国・地域 フランス
機関 フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) トヨタ自動車(株)
分野 環境総合
キーワード CO2 | トヨタ自動車 | フランス電力公社 | 燃料 | 充電 | フランス環境・エネルギー管理庁 | ADEME | 実証実験 | PHV | プラグインハイブリッド
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