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 フランス環境・エネルギー管理庁助成によるマイクロソーラー発電プロジェクト、実証機の運転を開始

発表日:2013.11.20


  フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、「ミクロソル・プロジェクト」のマイクロソーラー発電装置が開発され、その実証第1号機が原子力委員会(CEA)のカダラッシュセンターで運転を開始したと発表した。これにより技術的なリスクを分析評価しつつ、脱塩用モジュール、熱電併産用スターリング(外燃)エンジンの試験も実施していく。このプロジェクトはADEMEが「将来への投資」計画の下で助成し、シュナイダーエレクトリック社が中心となって進めているもので、フランスの複数の公的機関や企業の支援も受けている。シュナイダーエレクトリックグループはクリーンエネルギーの普及をめざすBipBop(ビジネス・イノベーション&ピラミッドの底辺にいる貧困層)事業を行っており、このプロジェクトもその一部である。今回の発電装置は、途上国の農村部でも電気を利用できるようにするためのものであり、完成すれば、住人500人の村に一日中電気や熱を供給できるほか、水の脱塩精製装置により、飲料水も供給することができるという。

情報源 フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)
分野 環境総合
キーワード 海水淡水化 | 実証 | フランス環境・エネルギー管理庁 | ADEME | 脱塩処理 | マイクロソーラー発電 | シュナイダーエレクトリック社 | 精製
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