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 欧州環境局、欧州の全大手自動車メーカーが2012年CO2排出削減目標を達成と報告

発表日:2013.10.30


  欧州環境局(EEA)は、EU域内の登録新車の排出量データを分析した「2012年欧州自動車メーカーCO2排出削減状況」を発表し、大手自動車メーカー各社が平均CO2排出量の2012年目標値を達成したと報告した。この目標値は、各社の平均車両重量に基づいた各社個別の数値であり、報告書では、2012年の販売台数が10万台を超えた20社を大手メーカーとしている。新車登録台数の94.5%をこれら大手が占め、その平均CO2排出量は130.4gCO2/kmと、欧州全メーカーを合わせた平均排出量よりも1.8g少なかった。全メーカーの平均CO2排出量は前年比2.6%減の132.2gCO2/kmであり、130g以下にするという2015年目標値に迫っている。目標の達成は個別目標によるほか、複数メーカー一括(プールシステム)等での達成も可能で、これを加えると、全メーカー85社のうち74社が目標を達成した。EEAは「将来の目標達成は確実だが、エンジン技術改善だけでなく、移動手段の移行もめざす」としている。

情報源 欧州環境局(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境局(EEA)
分野 環境総合
キーワード 自動車 | CO2排出量 | EEA | 排出削減 | 欧州環境局 | 車両 | 重量
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