世界気象機関、2013年は世界で極端な気象現象が頻発したとする年次報告書を発表

発表日:2014.03.24

世界気象機関(WMO)は、2013年は干ばつ、洪水、熱波、大型台風など極端な気象現象が世界各地に頻発したとする年次報告書を発表した。ジャローWMO事務局長は「干ばつや洪水は自然現象によっても発生するが、2013年にみられた現象の多くは、人間活動に起因する気候変動の結果と考えられる」という。大気中温室効果ガス(GHG)によって捕らえられた過剰なエネルギーの90%以上が海に蓄えられる。現在、GHG濃度は記録的高値であり、今後、長期に渡り大気と海洋の温度が上昇し続ける原因になる。報告書によると2013年の地表面と海表面の平均気温は14.5°Cで、史上6番目に気温の高い年となった。GHG濃度と海面上昇は観測史上最も高い。南半球では、熱波で地表温度が上昇、オーストラリアで最も暑い年となり、強力な台風第30号は、フィリピンに壊滅的な打撃を与えた。一方、予報技術は向上し、インドを襲った記録上2番目に強い台風ファイリンでは、政府の対策で多くの命が救われた。

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