世界気象機関、国連気候サミットを前に、温室効果ガス削減の必要性は科学的証拠に裏付けられており、今行動を起こせば間に合うと強調

発表日:2014.09.19

世界気象機関(WMO)は、2014年9月23日の国連気候サミットを前に、温室効果ガス(GHG)排出削減の必要性は科学的証拠に裏付けられており、今ならまだ危険な気候変動を食い止めるチャンスはあるが、その期限は迫っているとする声明を発表した。気候サミットは、排出削減のための野心的行動を促し、2015年までに新たな国際合意を形成するための機会になる。サミットに先立ちWMOが公表した温室効果ガス年報によると、2013年に主要なGHGの大気中濃度は最高記録を更新し、CO2濃度上昇率も、現在の国際観測網が発足した1984年以来最高を記録したという。これは、地球の生物圏によるCO2取り込み量が減少した可能性を示唆する懸念すべき兆候である。また、CO2が海に溶けることによる海洋酸性化の速度も、少なくとも過去3億年以上前例のない速さだという。気候サミットの期間中、WMOは、厳しい熱波や大規模な干ばつ等、気候変動が各地に及ぼす影響を示した「未来天気予報」の展示や、科学が政策形成にどのように貢献できるかを考える特別イベントを開催する。

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