国際エネルギー機関、気候変動枠組条約COP21を成功させるための4つの柱を提示

発表日:2015.06.15

国際エネルギー機関(IEA)は、「世界エネルギー展望」の特別報告書を公表し、2015年12月にパリで開催される気候変動枠組条約締約国会議(COP21)を成功させるために必要な4つの柱を示した。報告書では、エネルギーに関連した温室効果ガス(GHG)の排出量は、他の排出源の2倍となっており、同部門におけるGHGの排出削減を最優先に取り組む必要があると指摘している。エネルギーの観点から提案された4つの柱とは、1)世界のエネルギー関連GHG排出量が早期にピークに達する状況を整える、2)5年ごとに各国の気候目標を見直す、3)気温上昇を2℃未満に抑えるという世界の気候目標を、共通の長期的な排出削減目標で示す、4)エネルギー部門における脱炭素化を追跡するプロセスを確立する、である。IEAは、エネルギー関連のGHG排出は経済的なコストなしで、早ければ2020年にピークに達することが可能だとしており、工業・建物・輸送部門におけるエネルギー効率の向上や石炭火力発電所の削減や建設禁止など、実現するための5つの効果的な橋渡し戦略を提言している。

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