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 デンマークエネルギー庁、2014年に国内の電力供給の半分以上を再生可能エネルギーが占めたと報告

発表日:2015.11.26


  デンマークエネルギー庁は、2014年のデンマークのエネルギー生産と消費に関する最新データを公表した。それによると、2014年にデンマーク国内の電力供給の半分以上(53.4%)を再生可能エネルギーが占めたという。最大の再生可能エネルギー源は風力発電(38.8%)であり、バイオマス発電(11.4%)がそれに続いた。デンマークのエネルギー消費量は前年比で5.3%減少し、約40年間で最低レベルを記録した。この理由には、2014年が暖冬だったことや正味の電力輸入量が前年より高かったことが考えられるが、これらの影響を補正しても2014年にはエネルギー消費量が前年比で1.1%減少したという。また、2014年にはエネルギー効率が前年比で2.1%向上し、GDP原単位当たりの必要電力は1990年から2014年にかけて34.6%減少したという。暫定データによると、温室効果ガス排出量は2014年に7.0%減少し、1990年比で27.4%減少したという。

情報源 デンマークエネルギー庁 プレスリリース
国・地域 デンマーク
機関 デンマークエネルギー庁
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | バイオマス発電 | 温室効果ガス | エネルギー効率 | 電力供給 | エネルギー消費量 | デンマークエネルギー庁
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