カナダ、石油・ガス産業からのメタン排出を2025年までに40~45%削減する目標を発表

発表日:2016.03.10

カナダ政府は、石油・ガス産業におけるメタン排出を2025年までに2012年比で40~45%削減する目標を発表した。この目標を達成するため、換気および漏出によるメタン排出を削減する規制を導入する。規制対象となる排出源は、カナダとともにメタン削減目標を発表したアメリカの規制に整合させ、重油などカナダ特有のものも加えた新規および既存の主要排出源である。具体的には、原油・天然ガスの採掘、生産、精製、輸送等に関連する施設で、油井、ガス井、圧縮ステーション、パイプラインなどが含まれる。政府は、州および準州などの利害関係者と今後数か月にわたって議論を重ね、明確かつ一貫性のある要件の構築を目指す。2017年前半までに規制案を発表、同年末までに最終決定する見通しで、2018年には各施設の漏洩の検知・修理、坑井仕上げを対象に開始し、2020年までに段階的に他の要件を施行していくという。石油およびガス産業における取組は、最も低コストの削減機会のひとつであり、カナダの温室効果ガス排出削減に大きく貢献すると期待されている。

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