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 化学大手企業のジョイントベンチャー、EPAのプログラムでベンゼン等の大幅削減を達成

発表日:2009.02.10


  化学大手ハンツマン社とケムチュラ社のジョイントベンチャー、ルビコン社が、施設で焼却されるベンゼンやアニリンの量を約540トン削減し、「国家環境優先パートナーシップ(NPEP)プログラム」の目標を達成したとして、アメリカ環境保護庁(EPA)に認定された。NPEPは、有害化学物質の自主的な削減を促進するEPAのプログラム。EPAと協力しながら、企業や公共団体が、こうした化学物質の使用量を削減し、環境中への放出を防止する取り組みを行っている。現在、220団体以上が参加し、化学物質のリサイクル、有害性の低い代替物質への転換、有害化学物質の使用量の削減等を進めている。ルビコン社は、2005年からNPEPに参加し、ポリウレタン生産工程で使用されるベンゼンやアニリンの廃棄量の削減を約束していた。同社では、2005年から廃棄物最小化プログラムを実施。NPEP登録のための事業でシステムを更新し、アニリンを約320トン、ベンゼンを約220トン削減することに成功した。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル 健康・化学物質
キーワード ベンゼン | 化学物質 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 廃棄物 | 有害化学物質 | アニリン
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