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 アメリカ、製薬工場として初のエネルギースターに4工場を認定

発表日:2009.03.18


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、製薬工場として、初めてエネルギースターを取得した4箇所の工場を公表した。今回、エネルギー・パフォーマンスが全米でトップ25%以内に入ったとして、エネルギースターの認定を受けたのは、アラガン社のテキサス州ワコの工場、アストラゼネカ社のマサチューセッツ州ウェストボロー及びデラウェア州ニューアークの工場、シェリング・プラウ社のテネシー州クリーブランドの工場。これらの工場は、米国内の通常の製薬工場と比べ、エネルギーの使用量が平均で35%近く少ない。また、4工場合わせて、CO2排出量を年間4万トンも抑制している。製薬会社は、エネルギー代として年間8億ドル以上を支出しているが、EPAでは、米国内の製薬会社と協力し、全ての製薬会社が利用できるようなエネルギー・パフォーマンス指標の開発に取り組んでいる。こうした指標は、自社のエネルギー・パフォーマンスを同業他社と比較するのに役立つと期待される。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | CO2 | 工場 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 製薬 | エネルギースター
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