ドイツ、廃熱の削減と再利用を促すため直接補助金を追加

発表日:2017.09.01

ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)は、工場等の廃熱の排出回避または再利用のための設備の新設、改修、拡張への投資に、従来の低利融資に加え、2017年9月1日以降、直接補助金を給付する。これはドイツ復興金融公庫(KfW)が運営するエネルギー効率プログラムの廃熱部門における制度で、対象者は今後、低利融資か直接補助金かを選択できる。ドイツでは最終エネルギー消費の4分の3がプロセス熱に使われ、その大部分が廃熱として放出されている。BMWiは、2016年以降、国家エネルギー効率行動計画(NAPE)の枠組みで「廃熱利用キャンペーン」を実施してきたが、今回、より利用しやすい直接補助金の導入により、エネルギー効率のさらなる向上を図っていく。支援対象はプロセスの最適化、エネルギー効率の高い製造方法への変更、設備の断熱、製造プロセスにおける廃熱の再利用といった多様な技術への投資で、支援額は投資額の40%までとなる。同プログラムではこれまでに約1億5000万ユーロが拠出され、年間10万トン以上のCO2排出削減が達成された。

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